Oppoがスマホシェア4位に躍り出た理由

7月 08

5月にスマートフォンのメーカー別世界シェアが発表されました。結果は、1位Samsung、2位Apple、3位Huawei、4位Oppo(広東欧珀移動通信)。これを見て「あれ?」と思った方もいるでしょう。中国スマートフォンといえばXiaomiが有名で、私も当然Xiaomiが4位にくると思っていました。Xiaomiの最新モデルは、いつも中国国内だけの販売であっても派手な報道を繰り広げられ、「安くて高性能」というイメージが強いのです。そんなXiaomiを抜いてOppoが4位に踊り出た理由は、どこにあるのでしょうか?一番の強みは、“実店舗の多さ”にあると思われます。Oppoはコーポレートカラーの緑色を基調とした清潔&こじゃれた実店舗を中国各都市に多数展開し、大手家電量販店内にも積極的に出店しているそう。そこには最新スマートフォン本体から純正のアクセサリーまでも豊富に揃っているのです。端末と同時にアクセサリーも買うことができるって便利で良いですよね。このようにワンランク上のスマートフォンを中国国内で展開してきたOppoは、今やその経験をそのまま新興国にも広げているというわけです。オンラインストアやソーシャルサービスを活用した販売方法ではなく、実店舗を充実させるという戦略なのですね。Oppoはその地道な努力によって、名前と製品を各国のユーザーに浸透させることに成功したと言えるでしょう。

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