総務省の見直し要請受け、キャリアの割引キャンペーン次々に終了

9月 07

7月に総務省は、キャンペーンを適用すると「実質0円」以下で購入できるスマートフォンについて、MNP(番号持ち運び制度)利用者への過度な割引の是正を求めるガイドラインにそぐわないものとし、見直しするよう各携帯キャリアに求めていたそう。総務省曰く、割引の対象を限定しないことで長期利用者もメリットを受けられるようになるとのこと。確かに長期的に同じキャリアを使い続けるよりも、次々とキャリアを乗り換える方が安かったりしますもんね。これを受けた各キャリアは、競合他社の状況を踏まえつつ、MNP利用者と新規契約者向けのスマートフォン割引キャンペーンを次々に終了させています。NTTドコモは、MNPと新規利用者が光回線とセットでスマートフォンを契約すると、工事代金が最大1万8千円が無料になるキャンペーンを7月末で終了。auも、MNP又は新規限定の光回線&スマートフォンのセット契約の割引キャンペーンを8月10日で終了しています。またsoftbankも光とセットの割引キャンペーンそのものを8月20日で終了させました。キャリアにとってはどうやって格安スマホに対抗していくのか厳しい戦いですよね。大幅な割引キャンペーンなどがないなら、格安スマホの方が安いですし、対抗する有効な手段がありません。今度、どのような戦略で行くのか?今がキャリア達の勝負所なのだと思います。

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