指紋認証のデメリットと虹彩認証を考える

1月 29

指紋認証のデメリットを考えると、指が濡れているとか手袋とかで使えないことがあげられる。指が少し湿っているだけでも認証されない。トイレから出た直後とかは使えないだろう。そして、指を動かす角度がシビアとなるということもある。指紋登録する際の角度に近い角度で指をなぞらなければ認証されないのだ。慣れてきても、ちょっとした角度の問題なのか、何度も何度も指紋センサーをゴシゴシやっていることは良くあることだろう。そして、指紋が薄くなったとき。薬品を使い、指の表面がツルツルになり指紋が薄くなった感じがしたりしたとき、非常に認証されづらくなったという話もある。当たり前かもしれないが、やはり指紋が薄くなると認識されにくくなる。虹彩認証は先進的で便利ではるが、指紋認証のメリットも捨てがたい。虹彩認証と指紋認証の両方を搭載してくれればパーフェクトといえるのではないだろうか。プライバシーモードと虹彩認証と指紋認証が全部入っている端末が発売されれば喜ぶユーザーも多いだろう。結局のところ、虹彩認証も指紋認証も一長一短があるということだ。指紋認証というのはなかなか優れたシステムだ。物理的な接触が必要だという、一見デメリットになりそうな部分が、スイッチとの併用ということで大きなメリットになっている。ただ、特にアクションすることなく見つめた瞬間にロック解除される虹彩認証の気持ちよさは他には無いものだ。今後、虹彩精度がどんどん上がっていけば、より大きなメリットを感じていくことになるだろう。

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