HTC、握って世界を切り開く新スマホ「HTC U11」を発表

7月 19

HTCは、台湾の同社本社において発表会を開催し、Androidスマートフォンの最新モデル防水対応の「HTC U11」を発表しました。HTCが今回こだわったのは、「握る」(Squeeze)という操作です。握手をする、何かを握るといった、人間にとって自然な操作方法により、ハードウェアキーがほとんど無いスマートフォンでも、画面を見ずにさまざまな機能を起動して利用できるようにすることを目指したものです。端末側面に搭載された感圧センサーにより、端末を握るという操作を通じてカメラを起動・撮影したり、「OK Google」と言わずに音声アシスタント機能を呼び出したりできるのです。短く握る・長く握るのそれぞれにユーザーが任意の機能やアプリを割り当てることも可能です。同様のグリップセンサーとしては、シャープが「グリップマジック」という名称で静電センサーを側面に搭載し、端末を持つだけで画面を点灯するという機能を実現していたのですが、HTC U11ではそれを一歩進めた格好となります。シャープのグリップマジックは端末の側面に触れることで反応しましたが、HTC U11の場合は感圧センサーということで、しっかり力を入れて握ることで反応します。センサーの感度は任意に調整可能で、グローブを着けていても使用できるのです。ディスプレイは約5.5インチ、1440×2560ピクセルのSuperLCD5を装備。ディスプレイの下にはホームボタンを兼ねた指紋認証センサーが搭載されています。IP67の防水対応で、大きさは約76×154×8.3(最厚部9.5)mm、重さは約170g。バッテリー容量は3000mAh。充電端子はUSB Type-Cで、Quick Charge 3.0に対応します。

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